人生レシピ

承前

なんか、ツイッターで、メイクレシピとうたって、かわいいかわいいアイドルちゃんたちが自撮りとともに自分で使っているコスメを画像にまとめて上げていて、たぶんその派生で人生レシピという、まあ推し遍歴ですかね、それをオタクがやるというたいへんいい流れができていて、自分は画像とかめんどくさいし古来からテキスト派なので、はてなブログも無駄にProに格上げしたし、いっちょヤッタルチャンというわけ。

エピソード0――青い鳥文庫倉木麻衣さん

わたしの自我の目覚めというか、物心がついたかしらんという時期が小学校4年生か5年生くらい。ちょうど2000年くらいね。歳がバレるね。そんなころハマってたのが、青い鳥文庫の名探偵夢水清志郎シリーズ。NHKで双子探偵っていうドラマを見て、それと設定似てるなとおもってたら原作だったという。…書いてて懐かしすぎている!!! 音楽的には倉木麻衣さんのことが大好きで…きっかけはアニメの名探偵コナン。毎週見てて、そうするとオープニングとエンディングでビーイング所属アーティストの曲ばかり聴かされるわけで。その代表格の倉木麻衣さんが好きだった。なんなら倉木麻衣さんになりたかった。それくらい好きだったのに今はもうてんで聴かず…ビーイングで今でも聴くのはGARNET CROWthe★tambourines。インターネットに触れるようになったのもこのころで、青い鳥文庫のファンサイトとか見てた。

厨二病としてのBUMP OF CHICKEN

2000年代前半ってもちろんサブスクとかなくて、音源はCDを買うか借りるかするしかなかったのね。歴史か? 中学に上がるころには立派にビーイングのオタクだったからビーイングのCDをめちゃ買ってた。ケースが薄いの。ウワ懐かし。たまに浜崎あゆみさんのCD買うと2枚組でDVDがついてきてケースも分厚くて、たいへんおどろいたね。で、そうべつにビーイングのCDばかりじゃなくて流行りのも買ってて。そのうちの一枚にBUMP OF CHICKENのドドド名盤こと『jupiter』があり。たしか「天体観測」めあてで買ったんよね。じゃあシングルでもいいじゃないかっておもうけど、アルバムのほうがお得感あって好きだったからアルバムにした。ぜんぜん新譜じゃなかったけど、新譜とか新譜じゃないとかいう概念があんまりなくて、それはまあよかった。天体観測が良いのはそりゃそうなんだけど、そればっかり聴いてたら飽きるでしょ。だからアルバムを通して聴いてみたら、ハマった。明確にいつってことはなくて、徐々に生活に染み込んで、いつの間にかなくてはならないものになってたかんじ。友達にも聴かせて、そしたら友達もハマって、バンドやるのやらないのみたいな話になったりもした。やらんかった。チャットモンチーがもうちょっと早かったら、やってたかもしれない。『ユグドラシル』とかちょうど20年前のイマよね。チャリで走って買いにいったわー。

高二病と邦楽ロック

バンプばっかりだと飽きるんで、なんか似たようなのないかなってディグっていくのね。ウィキペディアかなんかで日本のロックバンド一覧みたいなのを見て、じゃあ上から攻めてくかつって。ひとつめが良すぎてそこで止まっちゃうのね。ASIAN KUNG-FU GENERATIONに決まってるでしょ。「君の街まで」が好きで、というのも当時よく見てたtvksakusakuっていう音楽番組で一生PVが流れてて、なんだこのタコが…と思って(悪口ではない)、例によってシングルよりかはアルバムっしょつって『ソルファ』ね、買うのよ。そしたらもうズギャーンて! 「リライト」って今めっちゃサビの部分とかネタにされてるけど、当時はもう…かっこよかったんよ。今もか。今聴いてもかっこいいなっておもう。そうだわ鋼の錬金術師だわ。中学のころの友達がアニオタでハガレンのめっちゃファンで、まあ腐女子なんだけど、当時のピュアピュアなわたしは腐女子とかよくわかってないし、よくわからんまま、地元の公民館的なとこでやってるオールジャンル同人誌即売会にも毎月連れ出されてた。オールジャンルドージンシソクバイカイってなんだよ、みたいな。どこで切るんだよ、みたいな。でもそこ行くとよくわかんないけどいつも教室の端にいるようなかんじの日陰者たちがいきいきしてる気がして、居心地がよかった。だからなんかべつになんのオタクって言われたら、当時は、ELLEGARDENとかストレイテナーとか好きだったし、もうすこしくだっていくと今でも大好きなBase Ball Bearチャットモンチーに出逢うころだったし、邦楽ロックオタクだったかな。アイドルとかは本当に無理だったんだけど、ジャニーズはちょっぴり好きだった。日曜昼間のYa-Ya-yahの番組とか、見てたし。でもべつに好きじゃないし! みたいな。わたしってずっと逆張りしてる。。。

大学進学、Perfume、アイドルオタクへの入口

なんか長くてすいません。自分語り楽しい!!! 大学に入ったのが2008年なんだけど、そのころPerfumeポリリズムでズバーン出たあとくらいで。わたしは例によってアイドルなんて〜って見ないふりしてたけど、入ったサークルにPerfumeのオタクがいて。のっち最高みたいな。「SEVENTH HEAVEN」のPVの何秒のこの瞬間に止めるとのっちがバチかわいい!!!つってて。ほんとにぃ〜?ってクネクネしながら見せてもらったらほんとにかわいかったから、わたしもそこで止められるようになりたい!ってなって、何度も見てるうちにハマった。YouTubeに違法な動画が跋扈してる時代で、でもこれしか見れるもんないしなって。「コンピューターシティ」ね。「エレクトロ・ワールド」ね。「Baby cruising Love」ね。リアルタイムで追うようになったのが「love the world」ね。もう〜〜〜本当に3人ともかわいくて!!! 3人をかわいくするスタイリングも良くて。それで初めて行ったPerfumeのライブが直角二等辺三角形ツアーの横アリね。ツモリチサト着ててさ〜〜〜。今ならツモリチサトくらい買えるけど、当時は貧乏学生だから。おしゃれとかもよくわかんないし。でもPerfumeの3人はバッチリ着こなしてて、ほんとにあこがれだった。だから「レーザービーム」以降の、競泳水着よりかはマシかな…みたいな衣装はほんとーに嫌なんよね…ライゾマティクスのテクノロジーとバチッと合うやつだとワーオすごいってなるけど。

ドルオタ街道まっしぐら

そういうわけでアイドルオタクへの道がひらかれたんですね。今のPerfumeはどうだかわかんないけど、当時はまごうことなきテクノポップアイドルユニットだったので。2008年ていったらツイッターを始めたころで、Perfumeファンとかアイドルファンの中でもオモロな人をフォローしていったら、尖ったタイムラインができあがって。AKB48っていうのがキてるらしい、とか。女の子を全員順位付けする総選挙っていうかなりあやういイベントがあるらしい、とか。そういうのを知って。わたしはAKBでいうと「桜の栞」新規、初めて見た劇場公演はチームB4th。あっちゃん推しだったけど、でもなんか手が届かないくらいデカい存在だしな、っていってるうちにNMBとかできて。地下アイドルも見るようになって。ハローはいまいちハマらなかったけどアップアップガールズ(仮)にハマって。そしたらキスマイがデビューして。北山くんの顔がめちゃ好きで。。。。キスマイも、デビュー後に応援し始めたところで見れるの東京ドームだし、みたいなかんじでゆるーくお茶の間〜〜をして、軽く10年経つじゃないですか。わたし去年からベース始めたんですけど、独学だとモチベーションの維持とかむずかしくて、キーパーになってくれるような神っぽい存在いたらまあラッキーかなとおもってジャニーズJr.で検索したら、いたのね。!!! それが2023年の、矢花黎さん、7 MEN 侍との出逢いですね…

おしまい

え!? 突然おわります。推しグルでいうと、Perfume、AKB、NMB、アプガとキスマイ、そしてメンサムってかんじの順番です。キスマイ→メンサムまでが長くて、ゆるく少クラを見るだけのジャニオタみたいな時期が長かった。そのころボサッとせずにアンテナをちゃんと張ってたら矢花くんとの出逢いも早かったのにな〜そしたらあんな矢花くんやこんなメンサムも見れたのにな〜〜〜ってなってるり。あんまりそういう後悔ってしないけど、10代の矢花くんは、見たいでしょ。そりゃ。


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それでは。