十年一昔

この記事は「#ひるねひとりアドベントカレンダー2024」の8日目の記事です。

いやなことがあって、そこからわたしの調子が狂った気がするが、かりそめの調子よさだったとおもうので、あのとき狂ってよかったんだとおもう。いずれ失う調子だったんです。あのとき。2016年らしい。べつにそれ以上のことは知ってほしくないので語りませんが。まだ10年経ってないのかあという気持ち。十年一昔というじゃないですか、10年経ったら、なんか、「昔」というフォルダに突っ込めるとおもうんよね。10年経ったら、最古の記憶と同じ扱いにできる気がする。でもまだ、経ってないから。現実味があるなあ。まだあと2年かあ。ちょっとした因果で日付まで覚えてるあたり、悲しいね。いやまあ本当は忘れてたんだけど、そのちょっとした因果というやーつを調べたら日付が簡単に出てくるんよね。悲しいね。あのときの悲しみ、怒り、どうにもできなさ、などなどネガティブな感情のディティールまで手に取るように思い出せる。心に再現できる。まだ10年経ってない証左だね。きのうの夕飯は思い出せないのにね。では。



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