人と比べない

人と比べないほうがいい。なんか日本人は比べたがるよね。日本人はとか言うけど他知らんね。うちの子なんて〜とか、まあそもそも受験なりなんなりで競争根性にさせられてるというのもあるのか。なんかねー比べなくて、いいよ。誰よりも強くなりたい、賢くなりたい、偉くなりたいなどなどそういう欲求がある人にとっては人と比べることは必要だしむしろついてまわるものだと思うけど、そうでない大多数の民草のみなさまにおかれましては、人と比べることは不要です。不用品回収に出しましょう。

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この勝負を降りるというのにも近いかな。なかなかね染み付いた根性だし、自分だけ取っ払ったとて周りはその根性や価値観のままだったりするからなんて思われるかわからなくてやだよ、なんていうのは非常によくわかるんですけど、実際に勝負から降りてみると、勝負してる人たちというのは勝負してる人たちのことしか見えてないことがわかります。つまり勝負から降りた人たちはかれらの蚊帳の外です。なんとも、思われません。むしろなんていうのか、勝負から降りたわたしからすると、蚊帳の内?の人々は、がんばっとるなあ、わたしの分まで…ヨボヨボてかんじ。蚊帳の内の人がわたしをどう思ってるかは知りません。石ころとでも思ってるか、石ころとすら認識されてないんじゃないか。でもそれでいいよ。どうでもいいもん。もう本当に、双方どうでもよくなるので。勝負から降りることでなにか言ってくる友達がいたら、それは友達じゃないので。比べないことは、なかなか慣れないけど、慣れてくるとすっごい楽です。自分のペースで生きていけるから。

いわゆる「思考の癖」を治すことに通ずるのかもしれない。就労移行支援に通ったことがあり、そこでよく思考の癖を治しましょうと指導された。わたしは、落ち込んだらギューンと前が見えなくなって視界が狭くなって思考も狭量になって悪循環に陥ってしまうんですけど、まあそんなの誰しもあると思うんですけど、そこで悪循環に陥らないための合図や合言葉を決めましょうという感じ。だったと思う。単純に言えば、落ち込んでるなーって認識した瞬間に「なんか楽しいこと考えよ!」って反射的に切り替えられるようになること。そしてその練習ですね。嫌な気分になってるなーというときは、もしかしたら誰かと比べてるときかもしれない、もし比べてるときでなければ別の方法を考える必要があるけど、比べてるときであれば、もう、比べない!!! あたし、比べないって、決めたの!!!! って。なればいい。水も思考も楽なほうへ流れていきがちなんですけど、そこをグルンとほとんど真逆の方向に持っていかなきゃならないから、最初はむずかしい。決めたの!!!!の次の瞬間にもう比べてたりするけど、決めたの!!!!をかぶせていけば、そのうち比べるのめんどくさ、くらいになります。わたしは、なりました。もとよりものぐさの人には向いてるかもしれない。比べるのって本来めんどくさいことなので。なんかわたしのたわごとを読むよりも「思考の癖 治し方」とかでググったほうが有益かもしれないので、ぜひ。では。