何万歩より距離のある一歩

ウィキペディアンになった。本当、それだけなんだけど、わたしにとっては偉大なる第一歩である。ニール・アームストロングも言ってたやつ。「ひとりの人間にとっては小さな一歩だが、人類にとっては偉大な飛躍である。」それな。

資格のいらない肩書きである。インターネット環境さえあればアカウント登録をして、それで名乗れる。てかアカウント登録しなくても編集はできるからアカウントの有無は関係ないな。人類総ウィキペディアンと言っても過言ではない。

ウィキペディアン活動は楽しい。まだ始めたばっかりででっかいことは書いていないけど。誤植修正程度のちいさなものだけど確かに記事を書き換えた。よりよいほうに世界を変えたわけ。別にいいねもブクマももらえないけど、それでいい。みんなが便利に使えるから。

みんなが見るウィキペディアだからそれを編集するってことはとんでもなくおおきな活動のように思える。でもあっさり編集できてしまうから、なんかハラハラする。こんなにすぐ変えられちゃっていいの? まずどこかで下書きにしたのを何人かで協議したうえでアップするとかじゃないの? もう本当すぐできる。こわい。ひとりのウィキペディアンとしての自律を求められる。最高。

創作することでしか解消できないストレスがあるんだけどウィキペディアン活動で解消できると思った。世界に及ぼす影響はちいさいかもしれないけど確実にわたしは世界をよくしようとしてる。目に見える形で。なんて快感。今後も続ける。