中国史にハマると避けて通れないもの・こと・ひとがたくさんある
孔子はそのひとり
現地に行って史跡を間近に見たい気持ちはあるけど、
海外に行ったことがないのでとてもこわい
その前に飛行機がこわい(見るのは好き)
パスポートも持ってない
そもそも方向音痴だから国内を歩くのもおぼつかない
だめだこれは…でも大丈夫!
湯島聖堂があります
御茶ノ水駅から徒歩3分くらい
近い! 地図で見てもわかりやすい場所にある
御茶ノ水は学生時代に乗換で使ってたからいざとなったら逃げられるのがよろしい
逃げる手段がよくわからないところへ行くのが苦手なのねたぶん
なにから逃げる?
でも迷子になった。すごい
JRの駅から出たらすぐ大通りを横断したほうがよかったぽいんだけど、
イングレスに夢中になってて、なるなよ、気付かず神田明神まで行ってた
湯島聖堂前って交差点は認識したしすぐここにそれっぽい土地があるのに門がなくて入れなかった
これ私あるあるね
最後の一手が決まらないがち
17号線と聖橋の工事でうるさかったのに、
湯島聖堂に入った瞬間とても静か
冬の空気がより張り詰めて、おごそかな気持ちになった
大成殿でお賽銭
ひろーい広場みたいなとこにぽつんと賽銭箱がひとつ
小銭を出しながら思った
二礼二拍手一礼なのか?二礼二拍手一礼ってなんだ?これは初詣なのか?初詣ってなんなのか?お寺でも神社でもなく孔子のお墓ですが?ありがたいのに変わりはないからとりあえず手を合わせておけば間違いないか?それは合掌だから違うか?孔子のお墓だから現代の日本人の感覚では通じなくないか?なにを通じさせたいのか?論語読んでなくないか?怒られないか?ていうかお賽銭…お賽銭ってなに?手洗うやつやってなくない?大丈夫?二礼二拍手一礼するの?二礼二拍手一礼ってなんなのよ!?ググっておけばよかった
結局お賽銭して手を合わせて見上げておしまいにした
最近の若者はまったく…ということでゆるしてくれてると思う
道なりに行くと突然の孔子像
でかい。なんかもうちょっと二宮金次郎とか等身大くらいのを想像してた
孔子の銅像では世界最大らしいです
顔つきは優しいおじいちゃんって感じ
人もいないから調子に乗って背後をとってみたり周りをぐるぐるしてみたりした
銅像は怒らないからありがたい
あとから来たおばちゃんらが銅像の前で仕事の愚痴を言い合いっこし始めた
銅像はそれも見守ってくれるからありがたい
そのあとは売店でお守りと絵はがきセットを買った
絵はがきがとてもナイスなのでみなさまもぜひ
これだけでは終わらない
ニコライ堂にも行った
ニコライ堂も御茶ノ水駅から徒歩3分くらい
湯島聖堂と反対側のほう
いい感じの坂の途中にある
拝観料を払ってろうそくをもらう
絵の前にある火で灯す
寒いなか歩き疲れてたけど、あったまっておだやかな気持ちになった
ニコライさんがつくったからニコライ堂
ニコライ堂の正式名称は東京復活大聖堂
神田川を渡るのは聖橋だし、湯島聖堂といいニコライ堂といい聖づいてるなあと思ったら、
湯島聖堂とニコライ堂があるから聖橋って名前になったらしい
なるほど〜〜
中国史にハマる前はビザンツの歴史が好きだったから、
イコンとビザンツ様式の建築が見れて嬉しかった
ぎゅっと心の奥を見透かされるような感じがこわくて、好き
教会って初めて行った
なんとなく敷居が高かったけど、もうちょっとふらっと行く気でいてもいいのかなと思った
休まった感じが心地よかった
お賽銭箱があったのが気になった
なぜそこ和洋折衷