ボディポジティブについてわたしの見解を書こうと思って、まずは調べてみたら、ボディニュートラルというのもあるらしく、早速混乱。混乱したらChatGPTに聞いてみます。
ChatGPTによる表
項目 | ボディポジティブ | ボディニュートラル |
見た目へのスタンス | 美しいと肯定する | 評価しない・気にしない |
自分の身体に対する感情 | 好きになることを目指す | あるがままを受け入れる |
フォーカスする点 | 自己肯定感・外見の多様性 | 機能・健康・存在そのもの |
こんな人におすすめ | 自信を持ちたい人 | 外見から解放されたい人 |
個人的見解
ボディポジティブでいいんじゃないすかね、とわたしは思ったんですが、そうすると元来の見た目を好きになれない人にはプレッシャーになるらしい。なるほど。わたしも、何度も言及してるけど先天性口唇口蓋裂っていう結構ショッキングな見た目で生まれてきて、まあもう何度も手術して治療して治ってはいるけど、人によってはブスだし、通りがかりの知らない人にブスだと全然いまだに言われるし、だからまあ好きな見た目ではないから、わかる。でもなんていうのかな、すーっごく悩んだんですよ。この顔で生きていくの?って思って。そしたら結婚なんかできなくない?みたいな。でも過去記事にも書いたかもしれないが、紆余曲折を経てわたしはこの顔面の真ん中に傷跡のある自分の顔も好きになろうと、努力をして、まあまあ好きにはなれたんですよね。好きにはなれたというか、他の人と比べることはないなと。自力でそういう境地に至ったんだけど、なんかある日、ボディポジティブって言葉に出会ったのね。これじゃん!みたいな。衝撃があった。でもいま調べてみて、ボディニュートラルっていう言葉にさらに出会って、いやこっちもじゃん!!て。で、たぶんどっちもいいし、どっちも自分の中に存在してていい。きょうはボディポジティブの日、あしたはわかんなくてボディニュートラルの日かもしんないワハハ、みたいなのでも全然いい。
わたしはあんまり、口唇口蓋裂の自分の顔って美しいとは思えなくて。だからって同じ病気の他の患者さんのことはまた別ですよ、自分で自分をどう思うかっていう限定的な話ね。でもなんていうのかなー、美しいと思えないのって、たぶん周りから言われてきたからだと思うんよね。ブスだとかね。親には一度も言われたことないよ。振り返ってみると、自分が自分のことを心からブスだと思ったことってないかもしれない。え? ポジティブすぎんか。人間は社会的な生き物だから、自分がどう見られているかっていうのを大事にするじゃん。わたしもそうしてきたんよね。だから、あーわたしはブスのラベルをつけられたんだなってわかって。中学生のころとか本当につらかったけど。でも長生きしてみると、ボディポジティブとかボディニュートラルなんていい言葉に出会えるわけ。死にたかったころのわたしに届けー!って感じ。
この表でいうと、わたしは複合型だと思う。見た目へのスタンスは、「気にしない」。美の基準ってやっぱりあって。そこから解放されたかったので、ここは「気にしない」一択かなと。わたしはね。自分の身体に対する感情は、「好きになることを目指しつつ、あるがままも受け入れる」かな。嫌いなままだとつらいもん。どっかなんかなんでもいいから好きなところを見つけて、増やして、でもどうしてもここだけは無理!ってところは橋本環奈ちゃんにもあると思うし、それを彼女がどうしてるかつったら、受け入れてるんじゃないかな、と思った。フォーカスする点、これは「外見の多様性」かな。美の基準はあり、でもじゃあそこから1ミリでもズレたらブスなのかつったらそうでもなく。じゃあ線引きはどこなんよ、誰が線引きするんよ。校門前でスカートの丈をチェックする生活指導みたいなのがいるんか? いない。いらん。いろんな見た目の人がいる。いていい。いいとか悪いとかじゃないし。美の基準だってそのときの流行りだし。
おしまい
なんか、着地点がわからなくなった。ボディポジティブという言葉に出会って、感動したということが言いたかった。ボディポジティブの足りない点を補うようにボディニュートラルという言葉もある。すごい。この世にない概念ってないんじゃないか。感動した。痛みに耐えてよくがんばった。では。